不妊女の毒吐きブログ

不妊により心が腐りました。

「心療内科」に行くことになった理由、 宗教 完結→→→私が宗教を辞めた理由

前回の続き

不妊で苦しむ私を支えてくれたのは、母でも無く、これまで仲間だと思っていた宗教の人達でも無く、職場の後輩や上司、夫だったと前回書きました。


私が大事にすべき人は誰かがはっきりしました。そして、私の場合、不妊の悩みや苦しみは、宗教では解決できないと痛感しました。なぜなら、私の本音は、宗教活動を本当にやりたくてやっている訳ではなかったから。自分の気持ちが入っていないことを頑張って、悩みや苦しみを乗り越えたいと思いませんでした。


それでも、色々と気持ちの整理はつかないままでしたが、重い腰をあげて、脱会届を出しました。


ちなみに、職場も辞めて転職しましたが、お世話になった後輩とは今でも繋がっているし、上司は転職を応援してくれました。


タイトルについて。宗教が理由で心療内科に行ったというよりは、宗教の話って誰にでも出来る訳じゃないから、安心出来る場所で、今まで抱えてきた諸々のことを話す為に、通院し出したという感じです。


不妊の悩みや苦しみは、今も続いています。

こうやってブログを活用したり、色んな出来事に対して対策を打ったり、まぁ―ぼちぼちやります(笑)。


以上

「心療内科」に行くことになった理由、宗教 最終回のつもりだけど

前回からの続き

不妊治療のことを打ち明けたところ、様々な課題を課されたと前回書きました。

詳細を書いていこうと思います。

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初めての胚移植(受精卵を子宮に入れる)を控えていた頃、ちょうど選挙の時期でした。創価学会は支持政党の支援活動をしており、母から、「大事な時なんだから、いっぱい頼むんやで、選挙が一番結果出るから」と言われました。※功徳により、私の願い事が叶う、つまり妊娠すると云うこと。そして、選挙は色々ある諸活動の中で、世の中に影響を与えることなので、世の中を良くすれば功徳も大きいと考えての発言(私の解釈です)。

自分の願い事や希望を叶える手段として、功徳を積む行動をすることは、子どもの頃から聞いてきたことだし、母が言っていることの意味は理解できました。しかし、共感は出来ませんでした。共感出来なかったのは、以前投稿した、母からの心無い言葉により、母を拒絶する気持ちになっていたこともありますが、結婚後に所属した創価学会の女性グループでの出来事も影響しています。

創価学会では、性別や属性などで、グループ分けがあり、既婚女性や子どもがいる女性が所属するのが、婦人部と言われるグループです。諸活動や会合はこのグループ単位でするのが基本で、結婚前に所属していたグループ(女子部)は、学校の部活動のような感じで、尊敬する先輩もいたし、凄く楽しかったです。しかし、婦人部は私には合いませんでした。※今は、女子部と婦人部が1つのグループになり、女性部に変わっています。

私が居住していた地域の婦人部は、幹部の人はだいたい専業主婦でした。幹部になるには、活動時間を割ける必要があるので、当然かもしれませんが、シングルマザーなど働かざるを得ない理由が無い限り、女性は働くことよりも、家族の為に尽くすこと、創価学会的には自分が一番活動に力を入れることが、重要だと考えているようで、私が働いていることに疑問を感じているようでした。それと、婦人部は、既婚の子持ち女性がメインのグループなので、そうした属性の人が集まると、子どもの話が中心になります。だからか分かりませんが、自分達こそが女性のあるべき姿だと暗に思っていて、子どもがいない私に、赤ちゃんまだなんか、女性の役割を果たせ、と言ってきたり、流産や不妊治療のことを打ち明けると、自分の妊娠出産体験を話し、あなたも大丈夫よ、と言われました。そうした発言に対して、子どもがいない貴女は女性として不足している、と言われたように感じ、流産により出産に辿り着かず、高度な不妊治療を受けても妊娠しない自分と、自然の流れで妊娠出産した人を比べて、自分は劣っていると感じました。そして、私は、自分の存在価値を見失い、生きていても仕方がない、自殺したい、と思うようになりました。

そうした状況で、母や婦人部の人は、学会の活動をして功徳を積んだら願い事が叶うと言って、私の苦しみを受け入れもせず、寄り添ってもくれず、活動を解決策に見立てました。

一方で、嫌な人もいる職場でしたが、不妊治療中と知って、仕事のサポートをしてくれた後輩、子どもを望んでいることを話すと、子宝祈願で有名な神社にわざわざ行って、御守りと応援の言葉をくれた上司。そして、夫は、私の話をいっぱい聞いて、側にずっと居てくれました。

私は、産まれながらに周りと宗教が違っていた為、社会に対して疎外感を抱いていました。しかし、不妊に苦しむ私を想いやり支えてくれことたのは、母でも、これまで仲間だと思っていた学会員の人達でも無く、私が社会で出会った人々でした。

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やっぱり次回に続く(笑)

「心療内科」に行くことになった理由、宗教 その3

前回からの続き

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不妊という出来事が、宗教を見直すきっかけになったと以前書きました。今回から本題に入りますが、その前に、創価学会の基本的な活動を私なりにまとめると、以下の3つになります。


①お経を唱える

②教義や精神的なことを学ぶ

③友人や知人等、周囲の人に広める


創価学会の特徴は、③の比重が大きいことです。第一関門は、自分が入会していることを打ち明けること。そして、教義や精神的なことを周囲の人に語り、セミナーやイベントに誘ったり、機関紙の推進をして、最終的には入会に導きます。また、政治にも積極的に関わり、支持政党の支援活動をしていることも特徴の一つです。

会員同士の結束を固めたり、モチベーションを上げる為だと思いますが、定期的に会員で集まり(会合と呼びます)、歴代会長の指導を学んだり、成功している人の活動報告を聞いたり、日頃の活動状況や成果報告を互いにして、励まし合ったり、誉め称え合ったりしています。

活動することは、功徳を積むことであり(徳を積むと言った方がイメージできるかも)、功徳を積んだ結果、目には見えない不思議な力が働いて、夢や願い事が叶ったり、病気が治ったり、良い事が起こると考えられています。

種々の活動は、基本的にはしんどいです。しかし、功徳を積む為に頑張ろうという訳です。

ここからが本題です。

私が不妊治療のことを話すと、母や学会員(創価学会の会員の名称)の人達は、子どもが欲しいなら活動しなさい、と言うのです。

特に、上記の③の活動を沢山すれば、結果が出る(子どもが出来る)と言って、色々と課してきたのです。

次回、さらに詳細を書いて、宗教のことは終わりにします。