不妊女の毒吐きブログ

不妊により心が腐りました。

母は嫌いだし、母親になれない自分も嫌い

気持ちを入れ替えた矢先、思いがけず母から実家に来て欲しいと連絡がありました。

緊急事態があってですが、本題とは関係ないから省略。久しぶりの母との時間、母のことを嫌っているのに、なぜか目の前にすると、ひょうきんで面白い娘を演じてしまいます。

母は喜んで、買い物やご飯にお茶、私と一緒にモール巡りを楽しみ、すごく嬉しそうでした。だけど、時おり「子ども」の話題を口に出しそうになり、必死で堪えているのが分かりました。母には、一度自分の気持ちをほんの少しですが伝えました。以来、母は発言に気を付けるようになりましたが、それでも言ってしまう時があり、私が心療内科に行っていることも知っているので、口に出してしまった時は、しまったと表情に出ています。その表情を見る度に、私だって、子どもを産んで、両親に喜んで貰いたかったと胸が痛みます。父は死んでしまい、スムーズに子どもを授かった周囲の人が、孫を見せれて親孝行出来たと言っているのを聞いて、泣いたことがあります。自分の幸せや何気ない言葉が、相手や場合によっては、凶器となり、人の心を傷つけると知らないのです。それは、幸せな人生を歩んでいるとも言えるし、人を不幸にする人生を歩んでいるとも言えるし、何とも分からないですが、私は、そんな風に無邪気に話が出来る貴女になりたかったです。なかなか、人は変われないですね。今日も、仕事の帰り道に、子どもを連れていたり、ベビーカーを押している女性とすれ違い、私は悲しくなりました。私は、母のことを嫌ってしまい、自分は母親になれず、どうしてこんなにも上手くいかないのか、こんな人生ならもう要らないかもしれないと。

まだまだ、自分を変えるには時間がかかりそうです。