不妊女の毒吐きブログ

不妊により心が腐りました。

母に甘えられる大人になりたい

こんばんは。


昨日、母がやってきました。以前投稿していましたが、母の価値観では、女性は働くことより、結婚して子どもがいることの方が大事で、結婚後はずっと子どものプレッシャーを掛けられていました。


親なら普通のことかもしれないけれど、流産したこと、不妊治療をしていること、そういった話をしても、授かり婚をした近所の子の話をしてきたり、不妊治療は病院の金儲けだから程々にしろと言ったり、宗教の関係で、妊娠したかったら〇〇しろと課題を押し付けてきたり、我慢の限界に達し、実家には正月さえ帰らず、抗うつ剤を飲むようになったのは、お母さんが原因でもあると伝え、連絡を絶っていました。


母だけでは無いけれど、大学に行くのは子どもの勝手で、奨学金のことは見て見ぬふり。給料を貰っても、社会保険料の負担額が以前より遥かに上がっていて、それは支える高齢者の人が多いからで。それに、消費税は昔は無かったし、住宅ローンの金利は安いけれど、預金利息はビックリするぐらい低い。そして、スマホやパソコン関係の費用、公的年金だけでは老後の生活は難しいから自助努力が求められるし、車や住宅は性能が上がった分、値段も高額に。


働きたくて働いているけれど、男性も女性も皆働かないと、今の時代は乗り越えられない。そうすると、妊娠適齢期は仕事で精一杯で、いざ妊活をすれば、個人差が激しく、夫婦共にフルタイムなら、仕事や疲れ具合で、タイミング良くはいかない。そして、不妊治療になると、保険適用とは言え、出費はあるし、助成金や民間の医療保険の申請にも、手続きが必要で、仕事と治療の両立、お金のやりくりと手続き、疲労困ぱいになり、さらに結果が出ない中、周りがどんどん妊娠出産していくと、追い詰められる。


因みに、妊娠した今は、保活で大苦戦している。預け先の確約が無い中、職場に育休の相談をするのは、けっこう無理がある。職場は人手不足で、殺伐としている中、長期間休みたい、って言わないといけない。でも、保育所決まって無いという。


辛いな、辛いけれど、赤ちゃんの胎動を感じると、頑張ろうと思う。


社会環境は、現実に追いついていない。給付金や無償化よりも、環境整備に投資して欲しいと感じる。


母と話していても、何か通じないところがあって、相談出来る人がいないのが辛い。


でも、母は、出産したらしばらく実家に帰ってきて欲しいと思っているらしく、色々と準備を進めていると言っていた。そして、出産後は無理したらあかん、家でゆっくりし、と言われ、実は凄く嬉しかった。


不安な気持ちでいっぱいの中、昨日は久しぶりに安心出来て、母に感謝した。

そろそろ、気持ちの雪解けをして、親になる為に、母に甘えられる大人になろうと思う。