不妊女の毒吐きブログ

不妊により心が腐りました。

「心療内科」に行くことになった理由、宗教 その2

前回の続き

(前回投稿分、追記箇所ありです。良かったら読み直して下さい。)

我が家が創価学会であることは、当たり前のことでしたが、成長するにつれ、友達の家庭との違いを感じるようになりました。

両親は、熱心な活動家であるが故に、私の同級生の家を勝手に回る、といったこともありました。言っても無駄だし、怒らせても面倒なので、私は両親の行動をスルーしていましたが、仲の良い友達が出来ると、親が家に行かないか心配で、そんな気持ちになるぐらいなら友達を作らない方が良いと考えたこともありました。

それでも、親と一緒に会合に参加するのは好きでした。池田先生の指導は、人に生きる希望を与えます。毎回、聞くのを楽しみにしていたし、親の行動は嫌だと感じていたものの、会員の人達と一緒にいると、普段の生活で(宗教が人とは違うから)疎外感を感じている分、同じ宗教の仲間といる安心感があり、居心地が良かったです。だから、何だかんだで、私も親と同じように活動するようになり、大学生からは本腰を入れて、授業やバイトの合間を縫って創価学会の活動をしていました。しかし、その結果、友達が離れていってしまったこともあったし、一番辛かったのは、男の子から告白されて初詣に誘われた時でした。

インターネットの普及もあり、創価学会が世間で良く思われていないことは知っていました。実体験でもそう感じたことは沢山あったし。

嘘をついて、予定があってと断るか、自分は創価学会に入っていて、初詣には行けないと真実を伝えるか。告白してくれた男の子は、ある授業で知り合い、お昼を一緒に食べるようになり、映画にも行ったり、私は異性と接するのが苦手でしたが、彼とは気兼ねなく一緒にいれる、そんな人でした。

真実を伝えないまま付き合って、結婚まで話が進んだ場合、その時に私が創価学会だと伝えたら、辛い思いをさせることになるかもしれないし、勇気を出して告白してくれた彼には誠実でありたいと思い、私は真実を伝えました。彼は思いがけない話に動揺している様子でした。その日は一旦解散となりましたが、私は、付き合うどころか、友達としても終わったと諦めていました。

翌日、彼から連絡があり、親に相談したら、あんたが好きやったら別に良いんじゃない、って。彼のお父さんは、昔は学生運動に参加し、赤旗新聞を購読していたような人で、創価学会のことは嫌いで、だから、相談したみたいです。

そして、彼からあらためて交際の申し出を受けました。言いにくかっただろうに親に話してくれ、その上で付き合って欲しいと言ってくれた。私が抱える全てを受け入れてくれた

気がして、本当に嬉しかったです。

そんな彼とは、今は夫婦です。

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あ、本題に入れなかった。www

また次回につづく