不妊女の毒吐きブログ

不妊により心が腐りました。

自分の勝ちパターン

今週は2回目の投稿。


金曜日に投稿した、くらってしまった出来事が尾を引いています。


心療内科に通院しているぐらいなので、不安感を抱きやすく、粘着質だし、いつまでも引きずる、私の性質です。


話が飛んでしまうようですが、不妊治療や妊活、出産には、人により勝ちパターンがあると、鍼灸院の先生が言っていました。

これをやれば、上手くいく、そんな感じ。


例えば、私の不妊治療に当てはめると、


・自分だけで無く、夫もサプリを服用していた時の受精結果が良かった

・胚移植は、2つ同時移植(受精卵のグレードが低く、単体移植が向かなかった)


など、これは治療を通して得た勝ちパターン(上手くいく方法)です。


そして、もう1つは、精神が不安定になった時、マフィンを焼くと落ち着きます。

マフィン作りも、紆余曲折あり、簡単で確実に上手くいくレシピを見つけてから、マフィンが思い通りに出来上がる=気分が上がる、と分かっているので、いつでも作れるように、材料はストックしています。


人によって、勝ちパターンは色々あると思いますが、私の場合はこんな具合です。


そして、今回のくらってしまった事については、甘い物を食べるのもそうですが、自分が納得出来るまで、考えるのも、私なりの乗り越え方です。


自分は、不妊治療をしてようやく妊娠したのに、結婚もしておらず、経済的にも親に助けて貰っている、自分より10歳以上若い子が、ポンっと妊娠したこと。さらに、その子は、職場の先輩の娘で、妊娠出産時期が重なるので、嫌でも話題に出てしまうこと。


若い方が妊娠出産に好条件なのは間違い無い。それに、私だって、娘さんと同じ歳の頃、彼氏(今の夫)と付きあっていたのだから、同棲して避妊しない、そういうことも、しようと思えば出来たこと。でも、しなかったのは自分が決めたこと。


だから、恨んだり、怒るなんて、おかしいことだし、そもそも私には何の不利益も無いし、他人のことは関係ないはずなのに、なぜ、不快感を感じているのか。


理由を考えました。


私目線で見れば、不利益はある。


急に、職場の中で、娘さんは職場で働いていないけれど、話題に出てくるという面で、妊婦が増えて、比較されかねない状況になった。すでに、通院先の産婦人科で比較されるようなことがあったし。


まして、私は宗教が違うから、妊娠出産に関係する日本の伝統行事はパスする。聞かれても困る。かと言って、新興宗教に入っていることは、なかなか言いづらいし。どの道を選らんでも、こちらが痛手を被ることになり、どこで辛い思いをするかの違いでしか無い状況にある。


そして、さっき自分にも出来たはずなのに、しなかったのは自分自身の問題だと書いたけれど、置かれている状況により、行動や考え方が違って当たり前。


人それぞれの背景により、色々違ってくる。


それでも、根本として、妊娠出産は若い方が良いとされているし、自立するよりも、親が子どもを支えながら、一緒に子育てするのが、今の時代の流れだろう。


順番は大事だろ〜と言われながも、娘さんは周りの人から大切にして貰えるだろう。


一方で、私は、子どもがいないと母をはじめ、色々な人から全否定された。この恨みや怒りは、母には伝えたけれど、全ての人に対して消化出来たわけでは無い。

因みに、母は私の本音にショックを受けたのか、私への接触を避けるようになりました。


当然、娘さんには何の非も無いから、どちらかと言えば、私自身の境遇への恨みであり、それをほじくり返すきっかけになってしまったのが、不快感を感じている理由なのだと思う。


不快感でいっぱいの中、妊婦検診に行ってきました。


あまりに精神的に不安定で、待合室にいるのは無理かもしれない、検診を延期しようか、受付で調子が悪いと言って、順番がくるまで外で待ってようか、悩みました。


最終的に、大人しく待合室にいましたが(苦笑)、初めてお腹の上からエコーをして、急に人間らしく成長した我が子を見て、感動で不快感は飛んでいきました。


私は、何をくよくよしていたのか。

この子が元気に産まれてくること、それだけ、そこに全集中しようと思いました。


これで上手く気持ちをコントロール出来るかは、分からないけれど、不妊治療やマフィン作りのように、勝ちパターンを見つけられたら、ラッキーだなと感じます。


それでは、また来週。

今回は、きな粉マフィン。