不妊女の毒吐きブログ

不妊により心が腐りました。

母親の不倫

こんばんは。

早速ですが、タイトルに関係して、

広末涼子さんの不倫でワイドショーやネットのエンタメ欄は持ちきりですね。


私の母も不倫していました。


母の場合は、父の帰宅が遅かった為、不倫相手が毎晩家に来ていました。


最初に母の不倫現場を目撃したのは、小学校高学年の時でした。母を問い詰めたこともありましたが、逆ギレされ、言うだけ無駄だと感じました。


当時、父の仕事は上手くいっておらず、多額の借金を抱え、家計は火の車。両親と消費者金融を一緒に回った記憶があります。借入していた銀行の返済が滞り、担当者が、取立てというか、家に来ることもあって、家にいると居たたまれない気持ちになりました。


父は挽回しようと仕事に必死で、家庭は二の次でした。


母は専業主婦でしたが、仮に働きに出たとしても、母が稼げる給料では、借金の利子の返済すら難しく、働いても意味が無いというような話を聞いた覚えがあります。


そんな中で、母は、父の知人と、その男性にも家庭がありましたが、不倫関係になりました。


母は、不倫によって、生活苦や父がいない寂しさから逃避出来たかもしれませんが、子どもの私は、生活苦に加えて、母に見捨てられたような気持ちになり、父も仕事の方が大事に見えて、言葉にするのは難しいですが、1人で生きていかないといけないんだろうな、と感じ、気持ちの上で、親を捨てました。


以来、ずっと孤独を感じ、母は、愛情を注いでくれたと思いますが、母の行いにより、私は愛情を受け止めることが出来なくなりました。


私の例ではありますが、親の不倫は、子どもの心に大きなダメージを与えるのは事実です。


ここまで暗い話を書いてしきましたが、大人になって、働いたり、結婚して妻となり、両親に対する思いに変化がありました。


まず、働くのは大変。これだけで精一杯、手を抜くのでは無く、体力には限界があるから、家庭に力を注げない。


それと、1人で家にいると、ものすごく寂しく感じることがある。私は働いているから、家にいる時間は短いけれど、それでも、寂しくて、誰かに抱きしめて欲しいと感じる時がある。


何より、自分が子どもの時に思い描いていた程、大人は大人じゃない。


子どもの時は、分からなくて、気持ちが不安定になったけれど、自分も大人になり、分からないことが分かり始めて、楽になったところはある。


だから、そう考えると、親の不倫は大したことじゃない、今はそう思います。


ただ、ここに至るまでは、けっこう辛かったから、不倫しない方がみんな幸せだよ。


では、またね~♪