不妊女の毒吐きブログ

不妊により心が腐りました。

ぜんぶ「競技」だと思っていこう

昨日に引き続き、何となくブログを書きたい気分になりました。

最近、息子さんがプロのスポーツ選手になった方と話す機会があり、その時に「ハッ」となったことを書きます。

プロになると、SNSでその日の試合内容について、批判されたり、色々とキツイことも書かれるそうです。息子さんは、子どもの時から、そのスポーツがとにかく好きで、試合に出して貰え無かったり、怪我をしたり、思うようにいかない状況でも、絶対に辞めるとは言わなかったとのこと。そんな息子さんが、本当にプロになりビックリしたそうですが、そこがゴールでは無く、さらに厳しい世界に身を置くことになり、前述のように批判にもさらされ、親として辛いと話していました。だけど、息子さんは、批判を気に止めず、日々トレーニングや練習を積み、まずは毎回の試合に起用されるように、試合では自分の課題をクリアすることに全力を注ぎ、その方が言うには、頑張っているというか、ホンマに好きやからやれるみたい、と言っていました。

話を聞いていると、「スポーツ」と「不妊治療」は似ているな、って思いました。これが書きたかった(笑)。

例えば、スポーツの「試合」は、不妊治療で言うところの「採卵、体外(顕微)受精、受精卵の移植」。不妊治療も、体作りが欠かせず、私の場合はジム通いやヨガ、食事も管理栄養士監修の冷凍弁当を食べて、サプリで栄養を補っています。そして、採卵などは、色々な方法があり、先生が各種検査結果や体質等を踏まえて決めますが、それって監督が作戦を練り、選手が実行するみたい。その時は、良い結果にならなくても、次に活かすことが出来て、だけど、上手くいかないとメンタルが不安定になり、メンタルの維持は、スポーツと同様、不妊治療でも重要です。こうやって比較していくと、スポーツと不妊治療はやっぱり似ている。

不妊治療は、自然に妊娠出来ない人が受けるもので、後ろめたいイメージがありましたが、不妊治療という「競技」だと思えば、試合(採卵など)に出る為に体作りをする、試合の作戦を監督(先生)と話し実行する、子どものことで口出ししてくる人は基本的には自分のファンだから言うのだけど、そこはスルーする、最終的なゴールは、結果(妊娠)では無く、自分が納得できる戦いが出来たかどうか、と、前向きで明るいイメージになりませんか?

不妊治療という「競技」をやっている、これは大発見でした。メンタル不調は、私の課題ですが、不妊治療関連の本よりも、アスリート関連の方が良いと思い、画像の本を読んでいます。不妊治療だけで無く、様々なことに応用出来るのが、スポーツの考え方だと思います。